mizukataranicloudcom’s diary

しがないフリーター

読書 「桐島、部活やめるってよ」朝井リョウ 感想

桐島、部活やめるってよ」の感想

大好きな朝井リョウさんのデビュー作、改めて読み直しました!懐かしい記憶と新鮮な気持ちで本を開きました。読み始める前の高揚感は、卒業アルバムを見返すような気持ちによく似ていました。

 

あらすじ

田舎の高校でバレー部のキャプテンを務める桐島が突然部活をやめると知る。桐島は部活でもクラスでも中心的な人物だった。桐島が部活をやめる、たったそれだけの出来事で少しずつ周りの友達、チームメイト、クラスの女子達の人間関係が変化していく。

 

感想

いやー、読んで良かった!読み進めていくうちに「あった!あった!」となる気持ちがページをどんどん進めていく材料になりました。

 

朝井リョウさんはこの作品で小説すばる新人賞を受賞されてますが、僕はかなり純文学的な要素も強いと感じました。細かな心理描写や高校生が自分自身と向き合う姿、それがリアルで恥ずかしいような痛いような気持ちにさせられました。

 

読んでいるうちに自分の高校生時代を思い出さない訳にはいきません!

恥ずかしながら高校生の僕は、クラスの端っこで静かに過ごしていました。常に声量も抑えて気がします。

この作品を読んだ方には分かると思いますが、僕は前田みたいな生徒だったと自覚しています。

前田は、映画が好きで友達と一緒に映画を撮影したり、その作品が表彰されたりと前田の人生の中ではかなり充実しています。

しかし、クラスでは目立つ存在ではなく女子からは冷ややかな目で見られています。

それが苦しい、、

まるで自分のようだ!

 

前田頑張れ!お前は間違ってない!ってずっと応援しながら読んでました。笑

 

最後に

朝井リョウさんは大好きな作家さんです。「何者」や「正欲」も最高ですよね。読んでいない方が居たらぜひ!

朝井リョウさんは、女性の心理描写がリアルで丁寧だと思います。僕は、男性なので女性心理は本当の部分までは理解できないと思いますが、朝井リョウさんは僕より遥かに理解しているのかなと思います。

 

久しぶりに読む懐かしの本は自分の成長や気持ちの変化が分かるので、また何年か後に「桐島、部活やめるってよ」を読んでみたいと思います!

 

読書 「桐島、部活やめるってよ」朝井リョウ 感想

桐島、部活やめるってよ」の感想

大好きな朝井リョウさんのデビュー作、改めて読み直しました!懐かしい記憶と新鮮な気持ちで本を開きました。読み始める前の高揚感は、卒業アルバムを見返すような気持ちによく似ていました。

 

あらすじ

田舎の高校でバレー部のキャプテンを務める桐島が突然部活をやめると知る。桐島は部活でもクラスでも中心的な人物だった。桐島が部活をやめる、たったそれだけの出来事で少しずつ周りの友達、チームメイト、クラスの女子達の人間関係が変化していく。

 

感想

いやー、読んで良かった!読み進めていくうちに「あった!あった!」となる気持ちがページをどんどん進めていく材料になりました。

 

朝井リョウさんはこの作品で小説すばる新人賞を受賞されてますが、僕はかなり純文学的な要素も強いと感じました。細かな心理描写や高校生が自分自身と向き合う姿、それがリアルで恥ずかしいような痛いような気持ちにさせられました。

 

読んでいるうちに自分の高校生時代を思い出さない訳にはいきません!

恥ずかしながら高校生の僕は、クラスの端っこで静かに過ごしていました。常に声量も抑えて気がします。

この作品を読んだ方には分かると思いますが、僕は前田みたいな生徒だったと自覚しています。

前田は、映画が好きで友達と一緒に映画を撮影したり、その作品が表彰されたりと前田の人生の中ではかなり充実しています。

しかし、クラスでは目立つ存在ではなく女子からは冷ややかな目で見られています。

それが苦しい、、

まるで自分のようだ!

 

前田頑張れ!お前は間違ってない!ってずっと応援しながら読んでました。笑

 

最後に

朝井リョウさんは大好きな作家さんです。「何者」や「正欲」も最高ですよね。読んでいない方が居たらぜひ!

朝井リョウさんは、女性の心理描写がリアルで丁寧だと思います。僕は、男性なので女性心理は本当の部分までは理解できないと思いますが、朝井リョウさんは僕より遥かに理解しているのかなと思います。

 

久しぶりに読む懐かしの本は自分の成長や気持ちの変化が分かるので、また何年か後に「桐島、部活やめるってよ」を読んでみたいと思います!